筑波大学AC入試で合格したときのこと 2014年9月28日


私が筑波大学情報学群情報科学類AC入試を受験して合格してから、もうすぐ1年経つらしい。
そんな時期だし、ちょっとだけ昨年のAC入試の2次試験のことを書こうと思う。
長々となってしまい申し訳ない。

私の自己推薦書を参照しつつ読んでもらえるとわかりやすいかもしれない。
志望理由書には事情により公開していないが連絡をくれれば渡せるかもね。
出願書類等

さて、今年度AC入試を受験する方々はともかく、面接というのはナーバスになることがあるかもしれない。
そんな人達の不安を少しでも解消できたら、と思い以下に体験談を記述する。

面接は午後からだったが、前日から一緒にいた@KOBA789と@everysickと午前に大学に行き、ふらふらしたり先輩とご飯いったりする。

面接の30分前までに受付を済ませ、控室に入る。私のときは、生物学類のAC入試と国際科学オリンピック入試が平行して行われていた。
そこで居合わせた人と大学に入ってから話す機会もあり、世界って狭いんだなぁと思った。
控室で席につき、自己推薦書や論文(入試に関係無いもの)を読んでだらだら過ごしていると生物学類AC入試を受験する子から話しかけられ、
少し会話をした。彼は無事合格したのだろうか。気になるとこである。

自分の面接の10分前に、@KOBA789 が入室して隣に来て、話していたらRedbull飲みはじめて苦笑いしてたら面接に呼ばれて退室。
生物学類国際科学オリンピック入試を受験する子と同時に退出した。面接室は複数あり、同時並行で進められていたようだ。
面接室の外のドアの入口付近に椅子があり、そこに座るよう促される。誘導してくれた方に軽く会釈をしながら、スーツケースとかばんを隣において着席。
AC入試で合格できる自信しかなく、「あーこれで受験が終わるのか」と思っていると先に面接をしていた子がでてくる。軽く会釈すると、
「がんばってください」と言葉をいただき、私も「ありがとうございます、がんばります」と返答。
面接室のドアが開いて、入室を促される。いざ面接。
ドアを自分で開けるものだと思っていたのでちょっとアレってなって、「失礼します」って言ったかどうか全く覚えてない。
ちなみに、上記の国際科学オリンピック入試を受けた子と、私の前に面接をしていた子は、現在友人である。

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|                                   ◯    (私)                     |

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|                            ◯ ◯ ◯  (試験官3人)     |

|——————————————— /(ドア)  —-|
すごい雑に面接室の状態を書いてみた。ゆるしてくれ。着席時は上のような感じの位置どりとなる。
面接官の左二人は教授と准教授、一番右側にACセンター長が座っている形である。基本的に今までの会話はAC長とであり、以下特に記載がない限りAC長との会話である。
部屋の、この図で言う右上の部分に荷物をおく机があり、入室するとそこに荷物を置くよう促される。軽く会釈をしつつ、荷物を置きに行く。
「…スーツケースが机の下に入らねぇ….w」と思っていたら横でいいよw とのこと。

荷物をおいて、イス(◯のとこ)の隣にたつ。着席を促され、「失礼します」と言って着席。
センター長「荷物が多いですねw」
私「はい、山形からきて、前泊しているので多いですねw」
センター長が「では、面接を始めましょう。はじめに受験番号と名前をおねがいします。」(学類も聞かれたかもしれないけど、忘れた)
私「はい。619017番、わたなべ ゆたか と申します。」
センター長「ありがとうございます。….山形県の長井高校出身ですね。」
私「はい。」
(中略)
センター長「では、面接を始めましょう。はじめに、あなたの今までの活動に関して、5分程度で要約して話してください。」
私「自己推薦書の要約となってしまいますがよろしいでしょうか?」
センター長「はい。活動をする上で、工夫した点なども教えて下さい。」
私「はい。」
以下ヘラヘラと、今までの活動に関して話す。以下の点について話した。
・情報科学、またセキュリティに興味をもった理由
・SECCON CTFでのこと
・セキュリティキャンプのこと
・今後取り組みたい研究
大体は自己推薦書にあるので参照してほしい。
私「以上になります。」
センター長「では、いくつか質問をします。技術的なことは私にはわからないので、となりの二人の面接官が質問します。」
センター長「まずはじめに、なぜこの大学を選んだのでしょうか。」
私「はい。私はバイナリセキュリティに非常に興味があり、バイナリセキュリティにおけるセキュリティ機構の研究・開発をシたいと考えています。」
(以下中略 加藤教授の研究室でシステム・ソフトウェアのセキュリティの研究をしたい、など。あまりありふれたような理由は言ってない。
途中でオープンキャンパスに参加したかどうか質問された。ちなみに高2の時に参加している)
以下、教授と准教授からの質問。記憶はあやふやだが、参考程度に。
「wasamusumeというチームに所属してCTFをやっているとのことだが、チーム内でのあなたの役割は?」
私「あまり役割分担というものはやっていませんが、バイナリやネットワークの問題を解くことが多いです。」
「SECCONで、一緒に解いた問題があったと思いますが、どのような感じだったかくわしくおしえてください。」
私「(自己推薦書にかいたことに肉付けして話す)」
「どうしてCTFを始めたのですか?」
私「(上に同じく)… けれども、CTFでセキュリティを学ぶということには限界があり、やはり実際に環境をつくってやってみるとか、そういうのが一番大事なのではないかと思います。」

申し訳ない、質問に関しては記憶がとても曖昧で、あまり覚えていない。ただ、自己推薦書に書いたことについての質問が中心であった。

センター長「では質問は以上になります。時間があまっているようなので、逆にあなたから質問等があればいってください」
ここでTaintという技術について質問をした。実行速度の話とか。
あとは、実行速度に影響を与えないようなセキュリティ機構の開発は可能だと思うが、先生方はどうおもっていらっしゃるか、など
センター長「ほかに質問はありますか?」
私「んー… 大丈夫です。ありがとうございます。」
センター長「では、面接は以上になります。」

ここで席の隣に立ち、「ありがとうございました」と言って荷物をもち、ドアへ。
センター長が開けて下さり、ありがとうございますと言う。
失礼します、と言って退出。
その後、面接が次だった @KOBA789とちょっとしゃべって外へ。

..こんなところです。ちなみにその後、W*部屋にいき、yas様の研究室のゼミに参加させていただいた。
時間をわすれて聞いていたら案の定指定席とってた新幹線の便に乗り遅れて地元の私鉄の終電逃した

その後2週間程度で合格発表があり、まぁせやろなって感じで受験生活 ~完~

 

という感じに、もしかしたらあまり参考にならない体験談だったが、ある程度の参考に、また受験者の緊張とか不安を少しでも取り除けたら、と思う。

最後に。
学類によっては、2次試験は本人確認程度といわれていたりもするが、ぜひ、それに甘んじることなく、楽しんできてほしい。
面接を楽しんだ人は、大体合格している。私もその一人である。

 

それではまた。

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